私は昭和の歌謡曲を聴く事を趣味としているのですが、曲を聴かせてもらっているばかりで、歌謡曲にまつわる歴史など全く知らなかったんです。
少しばかり音楽の歴史を勉強してみても良いのではないかと考えて、白夜書房のがまとめた歌謡ポップスの歴史書を読んでみる事にしました。
戦後だけでなく戦中にも流行っていた日本歌謡ポップスの歴史をまとめて、どういった重要人物が歌謡曲を盛り上げてきたのか記されています。
戦前のジャズソングからの影響の大きさや、現在でも有名な大スターを育て上げてきたディレクターの特集など、音楽と人間の両方の歴史を見る事ができました。
音楽著作権に関する考え方の変化なども、日本の歴史において重要な転換だと思わせてくれるような、歴史の重みを感じられる一冊となっています。
1970年以降のロックの歴史についても触れられており、歌謡曲に興味を持ったばかりの人でも楽しみやすい本になっているのは間違いありません。